アーティスト

Toshiyuki Honda

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使用楽器A-9937, S-9930GP, SC-9930PGP, A-901GP

■プロフィール


1957年、東京生まれ。サックス奏者、作・編曲家、プロデューサー。東京藝術大学客員教授。

AB型、牡羊座。恐竜好き、ジョギング好きでも知られる。

大学在学中の1978年に初リーダーアルバム『バーニング・ウェイヴ』を、L.A.のフュージョン・グループ「シー・ウィンド」を従えて発表。以来、チック・コリア、フレディー・ハバード、レッド・ミッチェル、クリストファー・クロス等、内外の著名ミュージシャンと共演。日本を代表するサックス奏者である。特にソプラノ・サックスの音色の美しさには定評があり、右に出る者はいない。

作・編曲家としても、TVドラマ、CM、映画、クラシック音楽まで、その多才ぶりはよく知られるところ。日本アカデミー賞最優秀音楽賞を受賞した『マルサの女』(監督:伊丹十三)をはじめとする伊丹作品群のほか、世界公開となったアニメーション映画『メトロポリス』(原作:手塚治虫、脚本:大友克洋、監督:りんたろう)、日仏合作アニメーション映画『よなよなペンギン』(監督:りんたろう)などのサウンドトラック、テレビ朝日系列『ニュースステーション』、NHK『クローズアップ現代』、NHK『土曜スポーツタイム』などのテーマ曲、 NHK連続テレビ小説『風のハルカ』(脚本:大森美香、主演:村川絵梨)、NHK BSプレミアム連続時代劇『陽だまりの樹』(原作:手塚治虫、主演:市原隼人・成宮寛貴)、フジテレビ系連続ドラマ『家族ゲーム』(原作:本間洋平 出演:櫻井翔、神木隆之介、ほか)などTVドラマも多い。

2007年にはクラシック・サックス奏者の須川展也からの委嘱作品《Concerto du vent》がBBCフィルハーモニー管弦楽団(指揮:佐渡裕)で録音され、翌年、イギリスのクラシック名門レーベルCHANDOSからリリース。吹奏楽イヴェント「バンド維新」からの委嘱曲《Take It Easy》(2012年)、《Cretaceous Wind》(2016年)は、航空自衛隊航空中央音楽隊の演奏で録音・リリースされている。

さらに、故・チック・コリアに捧げたBurning Wave Quartetによるアルバム『CC-Rex』(2021年)、サックス五重奏のみでドラマ音楽を担当した『家族ゲーム』(櫻井翔版)(2013年)など、オリジナル・アルバム、サウンドトラック・アルバム共に多数リリース。アドルフ・サックス生誕200周年を記念したCDアルバム『GREETINGS〜アドルフ・サックスに捧ぐ〜』(2014年)ではサクソフォーン・アンサンブルの新たな可能性を示唆し、現役高校生吹奏楽部、トルヴェール・クヮルテット、櫻井哲夫、川口千里、本多尚美が参加し、吹奏楽にシフトした『DINOSAX』(2017年)では、これまでの吹奏楽の既成概念を覆すサウンド、ジャンルを越えたコラボレーションに注目が集まった。

近作は、東京藝大スペシャルウィンドオーケストラとのコラボ・アルバム第2弾『TIME TO FLY』(2023年)、ジャズ・ピアニストの野力奏一とのコラボ・アルバム『ほ・ん・の・り』(2024年)など。最新作は、サウンドトラック・アルバム『新宿夜戦病院』(2024年、フジテレビ系ドラマ、脚本:宮藤官九郎、主演:小池栄子・中野太賀)。


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