アーティスト
Yasushi Arai
使用楽器T-991GP T-992PGP A-992PGP S-902R(ワンピース、ネック部曲管) A-WO20PGP
群馬県出身。
東京コンセルヴァトアール尚美ディプロマコース修了。赤松賞受賞。サクソフォーンを、武藤賢一郎、下地啓二、大室勇一の各氏に師事。
1986年、尚美コンクール管打楽器部門第1位。1987年、第4回日本管打楽器コンクール・サクソフォン部門第2位入賞。トルヴェール・クヮルテットとして、1989年、東京国際音楽コンクール〈室内楽〉奨励賞受賞、1992年、東京国際音楽コンクール〈室内楽〉第2位入賞、第5回日本吹奏楽アカデミー賞演奏部門賞。
1990年、デビュー・リサイタルを開催。以降、ソロ活動のほか、トルヴェール・クヮルテットのテナー・サクソフォン奏者として、また、ウインド・オーケストラや「グループ・ドゥーズ・サックス」、「タッド・ウインドシンフォニー」のメンバーとしても活躍。東京コンセルヴァトアール尚美、昭和音楽大学などで後進の指導にも力を注いだ。
2000年、ソロデビューCD『ファンタジア』(Meister Music)をリリース。
トルヴェール・クヮルテットとして参加したCD『マルセル・ミュールに捧ぐ』(東芝EMI)が、2001年度文化庁芸術祭大賞を受賞。また、彦坂眞一郎氏とのデュオによる『6つのカプリス~2本のサクソフォンのための作品集~』(Meister Music)も人気を博す。2011年、ソロアルバム『夕べの歌』(フロレスタン)。意欲的な内容で、サクソフォンの新境地を開拓、高い評価を得る。
2016年、兵庫県姫路市で行われたトルヴェール・クヮルテットのコンサート直後に倒れ、9月9日、脳出血のため51歳で死去。